オフィス菜のブログ

見れる状態と思う-こだわり編

除草剤を利用していないほ場です

私自身、耕作者ではありませんが、関連する諸々の業務の一環として、農家さんのお手伝いの賃トリを行う場合が多いです。(この賃トリが、本業になりつつあります)
俗に言われるクイッぷち分は、化学肥料は利用せず、更に、除草剤の散布しないで栽培している農家さんがいます。
除草剤を散布しないので、稲の生育を見ながらの除草作業は、大切みたいです。
今回、この除草剤を散布していないほ場の 現在 の稲の生育状態を紹介します。

場所
栃木県 大田原市
品種
コシヒカリ (多分、買種と思う)
撮影日
2022年07月23日

一時期はどうなるかと思った

この例は、手押しの除草機ですが、除草作業は、エンジン付きの5条の除草機をします。
基本的に、田んぼの中を歩き回ることが仕事で、まくらの切り返しの部分で、苗を踏んでしまい倒すことが多いです。
ちなみに、3条の機械は、このような物ですが、オプションなどを付けて5条にした方が、作業がやりやすいです。
更に、8条の田植え機で田植えを行った場合は、なおさら良い。

まくらの部分

除草作業時、まくらの部分を倒してしまいました。
俗に、欠株状態ですが、今となっては、それなりになっているようです。
耕作者、曰く、今年は、苗の段階より、あまり順調でなかったとか。

まくらの部分

全体の様子

田んぼの遠くからみると、欠株も目立たず、それなりのほ場に見えていると思います。
耕作者、曰く、除草剤を散布せず、ヒエなどが生えていないので、まずは良しとか。

全体の様子

今年も分けてくれるらしい

このほ場で栽培したお米を今年も分けて頂けるらしい。(あくまでも、収穫時、「耕作者がヘソを曲げなければ」ですが)
栽培時の素性が分かっているお米で、化学肥料を利用せず、更に、除草剤も散布していない玄米の入手は、困難と思います。
そろそろ農家さんも、栽培管理 (プロセスQCSみたいなもの) を書面化し、工程確認表などの記載を行いながらの栽培化を行わない限り、日本での販売は、苦しくなると思う。

 

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2022年07月29日
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