年金と所得税
所得税が徴収されました
2025年02月03日 に新規投稿した、企業年金を受給しました-東芝 で、数十年ぶりに所得税を納付 (企業年金よりの強制に引かれた) しました。
一方、いつもと違う-確定申告編 にて、2025年02月28日に新規投稿しましたが、確定申告 (白色) も終えました。
そろそろ年金の受給の前倒しも思っているので、年金より強制的に徴収されている所得税に関する確定申告書の記載方法を、栃木県 大田原商工会議所 より指導を受けたので、備忘録的に投稿します。
尚、私は、中小企業診断士や FP (ファイナンシャルプランナー) などを取得していません。この投稿内容は、繰り返しますが、私なりの備忘録です。
シナリオ
住民税が、非課税ならば、年金より強制的に徴収された税金も確定申告を行うことより、還付される可能性が高いと思います。
今回、私が、既に企業年金より徴収された年金を例にして紹介します。
これらの数値などの意味合いは、所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き の雑所得 (11ページ / 但し、PDFファイル上では、12ページ) 以降を参照してください。
- 支払い金額
- JPY 63,400-
- 源泉徴収金額
- JPY 12,600- « 還付を受けたい (取り戻したい) 金額
- 振り込まれた金額
- JPY 50,800- « 口座に振り込まれた金額
- 現在の年齢や公的年金等の収入金額など
-
年齢は、65歳未満
公的年金等の収入金額は、JPY 1,299,999- 以下で、公的年金等に係る雑所得以外の合計所得金額は、JPY 10,000,000- 以下
確定申告書への記載について
確定申告書への具体的な記載例を紹介します。
私の場合、国民年金の免除期間が長かったため、満期に受給できる金額は、いくら頑張っても、厚生年金と国民年金を合わせて JPY 863,845- らしいです。つまり、65歳以上になると、これら年金関連の雑所得は、気にすることなく、強制徴収された所得税は、取り戻すことが可能と思っています。
現時点において、年金生活者支援給付金 が、給付されても、65歳以上になると、気にする必要は少なさそうです。
確定申告書の各々の欄の具体的な記載例を紹介します。
尚、住民税が非課税の場合です。栃木県 大田原市 で、単身世帯の場合、所得金額等が、JPY 380,000- 以下と思います。
ref. URL » 個人住民税(市民税・県民税)https://www.city.ohtawara.tochigi.jp/docs/2013082767035/
確定申告書の第二表
所得の内訳 (所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額) の表の部分に記載するみたいです。
- 所得の種類
- 雑
- 種目
- 確定拠出年金 (1)
- 給与などの・・・欄
- 東芝企業年金基金
- 収入金額
- 63,400-
- 源泉徴収税額
- 12,600- 0 (2)
- 国民年金、厚生年金、確定給付企業年金や確定拠出年金などを記載するらしい。
これらの種目は、各々の年金支給時に関する書類が届くと思います。 -
JPY 63,400- マイナス JPY 600,000- (65歳未満) より、ゼロになります。この部分が、国民年金などの前倒しや受給年齢などより、控除される金額が、異なってくると思います。
私の場合、いくら頑張っても、65歳以上になると、ゼロです。
確定申告書の第一表
令和6年度の場合、特別税額控除の欄があるので、次年度は、欄の部分の番号が変わると思います。今回は、令和6年度の場合にて、投稿します。
- 収入金額等 → 雑 → 公的年金 (カ) » 63,400- (1)
- 所得金額等 → 雑 → 公的年金 (7) » 0 (2)
- 税金の計算 → 源泉徴収額 (50) » 12,600- (3)
- 税金の計算 → 申告納税額 (51) » △12.600- (4)
- 税金の計算 → 第3期分の税額 (54) (5) » 12,600- (5)
- 第二表の所得の内訳の表で記載した、雑所得の年金の収入金額の転記
- 第二表の所得の内訳の表で記載した、雑所得の年金の源泉徴収税額の転記
- 強制的に徴収された金額、今回は、JPY 12,600- の記載
- 基礎控除も踏まえ、住民税が、非課税なら、マイナスの値になるはずです。マイナスの場合、頭に△をつけるらしい。
- 還付されるので、還付される税金 (54) に、その還付金の金額の記載
還付金を受ける場合の第一表の記載のその他の注意事項として 還付される税金の受取場所 に還付金を受給したい金融機関を記載する必要がありそうです。
尚、その金融機関が銀行マイナンバーと紐付けられている場合は、公的受取口座登録の同意のすぐ右側の部分に○をつけるだけでよさそうです。
基本的に戦いと思います
今回のように、国家権力のお金を取り戻すことは、国家との戦いと思う時があります。
これら税金などに関する内容は、自頭が、段違い平行棒みたいなトップクラスの方々と戦うのですから、並大抵なことではないと思います。
そして、これら制度の変更もあると思うので、日々の訓練が必要であると感じ始めた今日この頃です。
この投稿の改定履歴
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- 2025年03月05日
- 第二表の源泉徴収税額の金額の計算結果の修正、及び、
第一表の税金の計算のタグ部分の修正 - 2025年03月02日
- 新規投稿
−以 上−
いつもと違う-確定申告編 マイナンバー・カードの更新を行いました