農産物の栽培日誌に着手
始めに
数年前より、依頼を受けています農産物の栽培日誌のアプリケーションの作成に着手します。
基本的な考えは、2008年 頃に、団体認証用JGAP取得のコンテンツの電子化を行った際、知り得た農産物の管理体制をベースにして、農作業を行った方々、つまり、データ入力の専門者でない方々でも、容易にデータ入力を行え、かつ、各々の所属する団体に提出する関連資料の作成の簡素化を、主な目的として開発、着手します。
アプリケーションの概略
一般的な Windows Application とする考えで、使い勝手は、現在、依頼を受けたユーザーをメインに行います。
今後、状況次第で、ClickOnceによるアプリケーションの配置も視野に入れていますが、私のレンタルサーバーの都合上、どのような配置体系にするか、検討中です。
アプリケーションの名称と、開発環境などを下記に紹介します。
- アプリケーションの名称
- いなかの仲間
- OS
-
開発者側・・・Windows XP (32Bits)
利用者側・・・Windows Vista (32Bits) - 開発言語
- Microsoft Visual Basic 2010 Express (.NETFramework 4.0)
- データベース
- icrosoft SQL Server 2008 Express
- 利用ソフト
-
Microsoft Office Word 2007 SP2
Microsoft Office Excel 2007 SP2、又は、LibreOffice Cale
Adobe Acrobat Readerなど
基本的な考えとして
基本的に、市販されているアプリケーションを利用します。文書作成は、本来なら、LibreOffice Writerを利用したいのですが、LibreOffice Writerの名前空間の利用方法などが未明で、かつ、現在、アプリケーション作成の依頼を受けているお客様の認証団体は、Microsoft Office Wordで、ひな形を公開している都合上、文書作成は、Wordを利用します。
管理項目
基本的に、成長型の感じのアプリケーション、つまり、お客様の状況次第で、徐々に管理項目の追加、修正を行いながら、開発、アプリケーションの配置を考えています。
現時点では、栽培日誌をメインに着手する考えです。
各々のほ場ごとの、XMLファイルは、シリアル化を行い、行政などより入手した地図をスキャニング後、PDF化して、各々のほ場にXMLファイルをリンクさせる予定です。
この基本的な技法は、2008年頃、団体認証用JGAP取得のため、利用した経験があります。
余談ですが、このPDFを利用した管理手法は、JGAPの審査官も、当時、初めてみたものらしかったです。
その後、私のこのような技法を利用したほ場管理は、たまに見る機会がありますが・・・
開発手順
最初にデータベースの設計を行い、Windowsフォームの作成です。
.NETFramework 4.0の利用より、本来なら、Entity Data Modelにて、設定したいのですが、よく把握していません。
DataSetによる接続は、少し、疑問を感じつつあるのですが、今までの開発コードの利用より、今回もDataSetにて、行う予定です。
(ベータ版は、DataSetの利用で、今後、落ち着いた時点で、Entity Data Modelの利用を検討しています。)
尚、Wordを利用した自動文書作成は、今までの安定した開発コードをそのまま流用する予定で、問題視していません。(私の得意分野と思っています。)
進捗状況・・・追記
- データベースの設計を終え、現在、データの入力、削除も含む編集に関するクラスの作成中
- Microsoft Word 2007 (SP2以降) によるひな型にブックマークなどの設定の予定
2012年03月27日 仕様確認
作業者などの氏名に関するデータ、設備に関するデータなど、一般的な管理用のフォーム作成は、コード化も含み終えました。
フォーム・デザインの表現も再確認し、栽培日誌のデータ入力、メンテナンスに関するフォーム設計に進みます。
dlタグのテーブル化 インターネット・カフェなるものより更新