設定できました
標準的に、Ubuntu 20.04 LTS を新規に設定すると、LibreOffice も設定されます。
しかし、設定される LibreOffice のバージョンが新しいとは限らないので、今後のことも思い LibreOffice を開放し、再度、設定しました。
今回、Ubuntu 20.04 LTS において、LibreOffice の開放も含み、備忘録的に投稿します。
尚、libreoffice-sdbc-hsqldb のパッケージを追加することより、LibreOffice Base も利用することができる感じです。
既に投稿しているLibreOffice関連の内容 (ピックアップします)
私は、OpenOffice.org の時代より利用し、LibreOffice 関連は、それなりに備忘録的に投稿しています。
今までに投稿している内容の一部を紹介します。
- 新規投稿年月日
- タイトル
- 2019年03月03日
- LibreOfficeを再設定してみた-Ubuntu編
- 2012年01月18日
- 再度、LibreOfficeを設定した
- 2011年12月17日
- LibreOffice で年賀状作成
基本的な考え方
Ubuntu 20.04 LTS を標準的に設定させると、最新版の有無は別として、LibreOffice も設定でき、その後、sudo apt update などで、バージョンの更新が行えれば良いのですが、メジャーアップなどのことを思うと、標準的な設定ではなく、一回、開放し、LibreOffice を再設定したほうが良さそうです。
下記に、私が LibreOffice の設定の (基本的な考えも含む) 手順を紹介します。(あくまでも私見です。絶対ではないと思います。)
尚、LibreOffice を設定させる前に、IPA フォント関連は、先に設定させていたほうが良さそうです。
- LibreOffice の開放
- 端末を利用して PPA の設定
- 端末を利用して LibreOffice の追加
- GUI の日本語化
- LibreOffice Base を利用できるようにする
開放について
アンインストール、つまり、LibreOffice の開放ですが、LibreOffice のアンインストール にて、紹介したように、Synaptic パッケージマネージャを利用したほうが、良さそうです。
Ubuntu Software や端末を利用した場合は、アプリケーションを表示するより、LibreOffice の諸々のアプリケーションが表示され、起動される場合がありました。
尚、場合にもよると思いますが、ソフトウェアとアップデート の 他のソフトウェアタブ において、LibreOffice 関連が追加されていれば、削除させたほうが無難な気がします。私は、削除の後、設定しました。(当然と思いますが、PPA の設定の時、自動的に設定されました。)
再設定について
次に、設定した LibreOffice の手順を紹介します。尚、全て端末を利用して設定し、Synaptic パッケージマネージャは、閉じた状態で作業を行いました。
PPA の追加
sudo add-apt-repository ppa:libreoffice/ppa
sudo apt-get update
この時点で、ソフトウェアとアップデート の 他のソフトウェアタブ において、LibreOffice 関連 (具体的には、http://ppa.launchpad.net/libreoffice/ppa/ubuntu) が追加されたみたいです。
パッケージの追加
sudo apt install libreoffice
この時点では、英語版の LibreOffice が設定され、日本語化されていませんでした。
日本語化
sudo apt install libreoffice libreoffice-l10n-ja libreoffice-help-ja
この時点で、日本語化されました。
今回、紹介した手順で LibreOffice を設定すると、2020年08月30日 時点では、6.4.6.2 のバージョンが設定されました。
Base について
LibreOffice の [ツール] – [オプション]より LibreOffice 詳細 タブで、Javaオプション にて、Java実行環境を使用(ペンダーUbuntu 11.0.8)が設定されていても、Baseのテーブル作成、既存のデータベースファイルは開きますが、テーブルを開くことができませんでした。
その画面を紹介します。
libreoffice-sdbc-hsqldb なるパッケージを追加しました。
sudo apt install libreoffice-sdbc-hsqldb
このパッケージの追加で、既存のデータベースファイルのテーブルも開けました。そして、新規にデータベースも作成することもできました。
その他
今回、LibreOfficeの再設定の際、libreoffice-evolution なるパッケージを見かけました。
どのようなパッケージかわかりませんが、とりあえず設定しました。
sudo apt install libreoffice-evolution
その他
とにかく、Ubuntu 20.04 LTS に、LubreOffice 6.4.6.2 が設定できました。
LibreOffice のバージョンは、7.*系も発表されているみたいですが、7.*系の設定は、sudo apt update などで、バージョンアップできれば良いのですが、場合により、6.*系が残る可能性があります。
この時は、今回投稿した内容を参考にしながら、再設定していく考えです。
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- 2020年08月30日
- 新規投稿
LibreOfficeを再設定してみた-Ubuntu編
Published 2019年3月3日 / by IBUOfficeSAI / Leave a Comment初めに
LibreOffice は、非常に便利なソフトです。
Ubuntu の環境であれば、Evolution と併用することより、Microsoft Office 製品と類似的に利用できると思っています。(但し、名刺やラベル作成で代表される Microsoft Office Publisher のようなことは、少し、困難です。)
先日頃より、FacebookのLibreOffice (日本語)を閲覧した際、6.2系にバージョンが上がったとか、新規和暦対応などの投稿があり、久しぶりにLibreOfficeを操作してみました。
日々、sudo apt-get update などより、パソコンに設定している内容は更新しているつもりですが、最近、オフィス系のジョブは行っていないので、久しぶりに LibreOffice を眺めてみました。
再設定前の状態
私自身、会計などの計算時に、LibreOffice Calcを使う程度で、気づきませんでしたが、6.1系と6.2系のふたつが設定されていました。
Baseについては、6.1系の方は、意図したように動作しましたが、6.2系の方は、JREが、云々、表示され、以前、作成したデータベース・ファイルのテーブルが開かない状態でした。
尚、いつのバージョンか、分かりませんが、LibreOffice Writer に Microsoft Office Word で言うところのブックマークの機能が追加されていました。
- Ubuntu
- 18.04.2 LTS 64 ビット版
- LibreOffice
- 6.1.5.2 と 6.2.0.3 が、共存されてしまった
アンインストールしてみました
アンインストールの表現は、別として、設定されている LibreOffice を削除(解放)しました。
私自身、このブログで、2012年01月18日に新規投稿した再度、LibreOfficeを設定したを参考にしながら、LibreOfficeを削除してみました。
基本的な再設定の手順は、手順としてに記載したとおりですが、アンインストール後の LibreOffice は、Ubuntu ソフトウェアより、LibreOffice を検索させ、バージョンを確認してからインストールすると成功しました。
前回、LibreOfficeのアンインストールで紹介したように、パッケージマネージャを利用してみました。
削除指定の設定ミスもあったかもしれませんが、意図したようにLibreOfficeは削除されず、アクティビティなどに残ってしまい、それなりに6.2系が起動されてしまいました。
結論的には、Ubuntu ソフトウェアよりアンインストールさせたほうが意図したように削除されました。
インストールさせました
今回は、上述したようにUbuntu ソフトウェアよりインストールさせました。
インストールさせる前に、バージョンを確認することを強く推奨します。
後は、端末を使用し、PPA を追加させました。
sudo add-apt-repository ppa:libreoffice/ppa
sudo apt-get update
意図したように設定できたみたいです
今までは、Baseの設定は、少し、面倒でしたが、今回は、Ubuntu ソフトウェアよりインストールさせると、関連するJREも設定されるみたいです。(今回、特に意識して設定しませんでしたが、Baseが利用できそうです)
尚、LibreOffice (日本語)で投稿されている新規和暦ですが、アドオンを追加しなくても、それなりに和暦に変換してくれました。
ちなみに、アドオンは、Japan Date Converter(和暦を西暦に変換)で紹介されている wareki.oxt なる拡張機能のファイルをダウンロードし、拡張機能マネージャにて、ダウンロードしたファイルを追加すれば、[ツール] → [アドオン]が表示されました。
しかし、標準的に新規和暦に変換されるようなので、このアドオンは、少しの間、静観する予定です。
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- 2019年03月03日
- 新規投稿
LibreOffice Baseの設定 (Ubuntu編)
Published 2016年6月18日 / by IBUOfficeSAI / Leave a Comment初めに
最近、中古パソコンの敗者復活戦のように、OSの入れ替えを行っています。
具体的には、Ubuntuを新規に設定し、それなりに使用できるようにしています。
Ubuntuの設定は、そんなに悩むことは、少ないですが、LibreOfficeの設定、特に、データベースとして利用価値の高いBaseの設定は、悩むことが多く、新規にUbuntuを設定しただけでは、Baseは利用することができないと思います。
今回、JavaやJREを意識して設定せず、Baseを利用できるようになる方法を私なりに見つけたので、備忘録として投稿します。
設定したパソコンや環境について
今回、設定したUbuntuは、32Bits版の14.04 LTSです。
中古パソコン自体、以前、32Bits版のOSを利用していたみたいです。
尚、現時点において、Ubuntuは、16.04 LTSが、2016年4月30日にリリースされているみたいですが、今回は、32Bits版のOSということより、2019年4月まで、サポートされているらしい14.04 LTSを設定しました。
Ubuntuの設定は、インターネット接続が、ある意味で必修条件のような感じがします。
私が住んでいる地域は、光回線がないみたいです。
更に、私自身、処中、引っ越したりしていますので、SoftBank Airを利用しています。
なんと、Ubuntuの環境でも詳細な設定なしで、利用できています。
LibreOffice Base の設定前の詳細とLibreOffice Baseの接続
何もしない状態、つまり、Baseが利用できない状態のLibreOfficeの[ツール] → [オプション]は、下記のようになっています。
尚、Ubuntu 14.04 LTSの規定的な設定値は、4.xと思います。
設定前の詳細
このように、JavaやJREに関し、何も表示されていません。
設定前のLibreOffice Baseの接続
このように、LibreOfficeで使えるドライバーとしてcom.sun.star.sdbcx.comp.hsqldb.Driverの表示がありません。
LibreOffice Base の設定
Ubuntuソフトウェアセンターより、LibreOfficeを検索させ、LibreOffice Baseを選択させ、インストールさせるだけです。
追加のアドオンは、全て、チェックを入れ、アドオンを更新し、インストールさせるだけで、LibreOffice Baseが利用できるようになりました。
尚、追加のアドオンを下記に紹介します。(誤字脱字は、ご了承のほど、お願い致します。)
- Firebird SDBC driver for LibreOffice
- HQLDB SDBC driver for LibreOffice
- JDBC 3.0 driver for Microsoft SQL Server(tm) and Sybase(tm)
- MySQL ODBC ドライバ
- Java database (JDBC) driver for MySQL
- Transitional package for libpostgresql-jdbc-java
- MariaDB/MySQL Connector extension for LibreOffice
- LibreOffice component for building database reports
- PostgreSQL SDBC driver for LibreOffice
- ODBC driver for SQLite embedded database
- JET / MS Access データベース (MDS) ツール
- ODBC driver for PostgreSQL
- ODBC drivre for connecting to MS SQL and Sybase SQL servers
- ODBC 基本ツール
LibreOffice Base の設定後の詳細とLibreOffice Baseの接続
Ubuntuソフトウェアセンターより、LibreOffice Baseをインストールさせた後の各々の画面を下記に紹介します。
設定後の詳細
このように、JavaやJREは、表示されました。
但し、各々のオプション・ボタンの色は、緑でなく赤色でした。
表示されたインストール済みのJava実行環境 (JRE)を、下記に紹介します。
- ペンダー
- バージョン
- Sun Microsystems Inc.
- 1.6.0_39
- Free Software Foundation, Inc.
- 1.5.0
設定後のLibreOffice Baseの接続
このように、LibreOfficeで使えるドライバーとしてcom.sun.star.sdbcx.comp.hsqldb.Driverが表示されました。
LibreOffice Base の起動時の画面
LibreOffice Base の起動時の画面を下記に紹介します。
埋め込みデータベースとして、HSQLDB (埋め込み)が表示、選択されるようになっています。
尚、Ubuntu 14.04 LTS の既存の LibreOfficeのバージョンは、4ですが、5に上げる方法は、前回、投稿したLibreOffice 5の更新方法についてを、参照してください。
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- 2016年06月18日
- 新規投稿
LibreOffice 5の更新方法について
Published 2015年12月7日 / by IBUOfficeSAI / Leave a Comment初めに
私のパソコンのOSは、Ubuntu 14.04 LTS 32Bitsを利用しています。
以前、保有していたノート型パソコンのキーボードが壊れ、かつ、新規WindowsのOSを利用するためのスペック不足な面もあり、不自由していました。(10年程度、利用しており、元はとったと思っています。)
Ubuntu の環境にて、オフィス製品は、LibreOfficeを利用しておられる方も多いと思います。
この LibreOffice のバージョンは、現時点において5があるにも関わらず、14.04 LTSの場合、「4」より更新できず、悩んでいました。
今回、色々とサイトを閲覧し、容易に4→5に更新することができました。
この備忘録として投稿します。
参照サイト
下記のサイトを参照させて頂きました。自分で悩むより、調べることが大切と思います。
このサイトの投稿者に感謝します。
パソコンについて
今回、LibreOffice を現時点における最新版5に更新したパソコンの内容を下記に紹介します。
- OS
- Ubuntu 14.04 LTS 32Bits
- プロセッサ
- Intel(R) Core(TM) 2 Duo CPU P8700 @ 2.53GHz × 2
- プロセッサ
-
ThinkPad SL510
- メモリ
- 2 GB
- HDD容量
- 244 GB
手順
端末を利用して下記の文字をタイプするだけで、LibreOffice 4.x→5.0.3.2に更新することができました。
私でもできました。
sudo add-apt-repository ppa:libreoffice/ppa
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade
sudo apt-get updateの際、Launcherに更新に関する内容が表記されましたが、私は、無視し、sudo apt-get dist-upgradeしました。
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- 2015年12月07日
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やっとの思いでUbuntuが設定できました
Published 2015年10月18日 / by IBUOfficeSAI / Leave a Commentやっとの思いで設定できました
ほんとうに、やっとの思いです。ハードディスクのエラーとか、DVDドライバがないとかで、今まで、うまく設定できなかったUbuntuが、思ったように設定でき、お客さまに納品することができました。
今回、UbuntuとLibreOfficeが、設定できた喜びとして、投稿します。
設定パソコンの主な環境
- モデル
-
New Inspiron デスクトップ(2015/10/6発売)
Inspiron 530
- 既存OS
- Microsoft Windows Vista Home Premium SP2 32Bits版
- プロセッサ
- Intel Core2 Duo E7400 @2.80GHz
- メモリ
- 4 GB
今回、お客さまのパソコンにUbuntuを設定した目的は、お客さま宅で、新規にOSを導入した際、新しくパソコンを購入しました。
その際、まだまだ利用できるパソコンを、私に譲るという非常にもったいないことになりました。
つまり、お客さま宅での敗者復活線です。
- 設定したOS
- Ubuntu 14.04 LTS 32Bits版
- 設定したLibreOffice
- 4.2.8.2
- LibreOffice
- Base も設定できました
苦労談というより、今後の備忘録として
今まで、Ubuntuを設定することが、できなかったのは、Ubuntu自体のインストーラのDVDの焼付け不足によるでした。
以前、Ubuntuの設定ができたのに、同一のインストーラを用いてもダメでした。
この原因が、解らず、以前より保有していたUbuntu 11.*を利用し、OSの更新みたいな操作で、現時点の最新版14.04まであげました。
Homepage | Ubuntu Japanese Teamより、Ubuntuの入手にて、パソコンに利用できる内容を選択し、ISOファイルを再度、入手しました。
尚、ISOファィルの解凍方法は、ISOイメージをCD-R(W)に書き込むにはを参照しました。
この入手したISOファィルをDVDに書き込んだ際、Ubuntu 14ではなく、13あたりが表示され、少し不満ですが、実際は、14.04が設定できました。
今回の設定より得た私なりのポイント
Ubuntuを設定させている途中、ずっと下記の内容が表示され、パソコン自体のハード・エラーも思っていました。
しかし、現実は、私の場合、Ubuntuのインストーラのミスでした。
参考までに今まで表示されていたエラー・メッセージ
Error 5
ハードディスクにファイルをコピーする際にエラーが発生しました。
備考的に・・・
Ubuntuを設定させる際、最も留意する点は、周辺機器です。
具体的には、利用中のプリンターが、利用できなくなる可能性があります。
Ubuntuを利用させる場合、プリンターのドライバーが配布されていることを確認してから、OSを行ったほうが良いかも・・・
この投稿の改訂履歴
- 2015年10月18日
- 新規投稿