Windows 7 と SQL Server 2005 Express の設定
2010-01-04 にて、SQL Server 2008 Express のインストール方法につき、メモった。
今回、SQL Server 2005 Express を利用する得意先で、Windows 7 で、インストール、及び、アンインストールできるか確認した。
この投稿内容は、はっきり言って、小生の設定に関するメモである。
結果
SQL Server 2005 Express (SP2) のみだが、確認できたが、結果的にインストール、及び、アンインストールできた。
その他確認できた内容
2010-01-04 にも記載したが、Windows PowerShell について、Windows 7 には、2.0 がインストールされているようだ。
[アクセサリ] – [Windows PowerShell] にショートカットがあった。起動させていないが、2.0 である可能性が高い。
1.0 の場合、[すべてのプログラム] – [Windows PowerShell 1.0] として、ショート・カットが作成されている。
インストール時の構成オプション
「このユーザーを SQL Server 管理者ロールに追加する」にチェックを入れること。
インストール時の注意事項として
インスタンス名を、規定値の「名前付き・・・」ではなく、「既定のインスタンス」を選択し、更に、ビルドインシステムアカウントを、既定値の「ネットワークサービス」を選択させて SQL Server 2005 Express SP2 のインストールを続けると、自動的に付与されるインスタンスは、「SQLEXPRESS」ではなく、「MSSQLSERVER」になる。
今回、雑誌に添付されている CD を利用して、手動的に SQL Server 2005 Express をインストールしたが、専用アプリのインストール時に同梱して SQL Server 2005 Express が、インスールされる場合、このインスタンスの名称は、「要注意」である。
尚、今回は、Windows 認証にてインストールさせた。
アンインストールの方法 (手順) について
「SQL Server オンライン ブック」などを参照にして、下記のような手順にて、アンインストールさせた。
- SQL Server 構成マネージャなどにて、SQL Server のサービスを停止させる。( 利用しているインスタンスのみでもよさそう)
- MS-DTC にて、スタートアップの種類を「無効」にし、状態を「停止」させる。
- (昔流の表現だが、) [コントロールパネル] – [アプリケーションの追加と削除] にて、下記の手順で削除させる。
- MSXML 4.0 などをアンインストール。今回、MSXML 6.0 Parser は、インストールされていないようだった。基本的には、MSXML 6.0 Parser が最初のようだ。
- SQL Server VSS Writer
- SQL Server 2005 の下位互換性 >>> 2008 Express がインストールされていないので、今回はなし。
- SQL Server Native Client コンポーネントとセットアップサポートファイル以外。具体的には、SQL Server Management Studio、Management Object、Books Online など
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データファイルを削除してもよいならば、Microsoft SQL Server90 のフォルダを削除させる。MSSQL.1 も場合により、削除させる。
(あくまでも場合による。全くの新規でインストールさせる場合、これらのフォルダが邪魔になるケースがある。)
しかし、SQL Server 2005 をアンインストール時に、「~ のインスタンスのコンポーネントを削除する」を選択し、「データベースエンジン」を選択したほうが、理想したとおりにアンインストールされる。また、この (4) 項目の段階にて、最後に、Native Client コンポーネントとセットアップサポートファイルもアンインストールさせたほうが、理想したとおりの削除になる感じがする。
今回、新規のパソコンで、専用アプリより SQL Server 2005 Express を同梱してインストールさせることより、SQL Server Compact に関する内容もアンインストール、及び、フォルダも削除させた。
この投稿内容のインデックス的なページの紹介
これらのインデックス的なページは、下記に紹介します。
» Microsoft SQL Server について