Wineなるものを設定してみました
初めに
パソコンに、Ubuntu 14.04の設定もほぼ終わり、アプリケーションの開発環境を整えようと思いつつあります。
Windows の環境 (実際は、.NETFreamework と思いますが) においては、Microsoft SQL Server をデータベースとし、Microsoft Visual Studioを利用したほうが、既存コードの利用などで、手っ取り早いですが、Ubuntu にて、どのようなもんなのか・・・
諸々のブログなどを閲覧すると、Wineなるものがあるらしいです。
Windows のアプリケーションを利用できるとか・・・
今回、Wineなるものを Ubuntu に設定してみました。
この設定に関する内容を備忘録として投稿します。
設定したパソコンについて
- OS
- Ubuntu 14.04 LTS 32Bits
- プロセッサ
- Intel Core 2 CPU P8700 @2.53GHz ×2
- グラフィック
- Mobile Intel GM45 Express Chipset x86 /MMX/SSE2
設定方法など
端末を使用して、下記の内容を実行させるのみで、設定できたみたいです。
sudo add-apt-repository ppa:ubuntu-wine/ppa
sudo apt-get update
sudo apt-get install wine1.7
その後、ダッシュにて、Wineを検索させると、下記の2つが表示され、Wine設定を起動させてみました。
- Wine設定
- Winetricks
Wine設定の初回、起動時の表示
Wine Mono インストーラとWine Gecko インストーラが、徐々に起動されました。
これらの画面を下記に紹介します。
その後、Wine設定のアプリケーション・タブの画面も紹介します。
Wine Mono インストーラ
Wine Mono インストーラについて、このパッケージは、.NETアプリケーションが正しく動作するために必要です。らしいです。
私が思うには、.NETFreameworkの、どのバージョンなのか疑問です。2.5 , 4.0 などなど、そしてSPの有無です。
Wine Gecko インストーラ
このパッケージは HTML を組み込んだアプリケーションが正しく動作するために必要です。らしいです。
Wine設定のアプリケーション・タブ
Windows バージョンの選択が行えそうです。
表示的には、Windows XP もさることながら、Windows 2.0 も Windows 10 の表示もあります。
動作させてみました
私が作成したWindowsの環境にて、農産物の出荷、請求などに関するアプリケーションを動作させてみました。
結論的には、意図したような動作は、しませんでした。
利用したデータベース、オフィス、及び、レジストリ操作など、Ubuntuでは、まだ判らない事項なので、意図したような動作が行えなかったのは、当たり前と思います。
尚、私が作成したアプリケーションの概要を下記に紹介します。
- .NETFreamework
- 4.0
- データベース
- Microsoft SQL Server 2008 R2 Express Service Pack 2
- 利用オフィス
- Microsoft Office Word » 昔流でいう、OLEオートメーションで使用
- その他
- レジストリの書き込みなども、アプリケーションより行う
その他
参照させて頂いた、いろいろなブログにも、記載されていましたが、あまり、Wineには、期待しないほうが良さそうな感じです。
ビルド時などには、ライセンスが必要みたいですが、Xojoなる開発ツールがあるみたいです。
Xojoなるツールを利用し、アプリケーション開発を着手したほうが良さそうな感じです。
この投稿の改定履歴
- 2016年06月28日
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